熊の問題でもマスゴミ問題

知床の登山者が襲われて死亡した件で、マスコミ各社とも毎日のように報道していたが、登山者が走っていた事を報じていたのは僅かだった。そのうえで「トレイルランニングのような登山スタイルではなかった」という内容の報道に一様にシフトしていった。

トレラン(トレイルランニング)は山道を走って登り下るスタイルのスポーツだが、登山者がそのようなスタイルの登山ではなかったのは信じるとしても、走って下っていたのは確かなようだ。その時に熊と鉢合わせして襲われたのは多分確かだろう。

見通しの悪い山道。それも熊と遭遇する確率の高い山道を走るのは危険極まりない。その事に気が付かないのか、「トレイルランニング」という言葉にこだわり続けて大切な点を伝えようとしないのが今のメディアだ。また助言している専門家もいい加減な者が多く、まともな専門家の声も切り取られて伝わっていないのではないだろうか。

ある報道で直前に会った人へのインタビューで「音を出してゆっくり歩くように注意できなかったのが悔やまれる」と言っていた。この言葉の意味を皆に理解してほしい。

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