昔からある疑問というか、???なんだけど、街なかの緑を見て「自然っていいですねー」という人をよく見かける。街なかの公園って自然なんだろうか?
あれは人間によって管理された木や草であって自然に生えているものではない人工物と私は考える。木や草そのものは自然物だが人工的に植えたものだ。里山はその辺りがどちらか迷うが、人間が管理するなら人工的と考える。
では山にある木や草は自然?と考えたときに、その場所の歴史によって人工物か自然かは分かれると私は考える。
例えば、小樽周辺の山はニシン景気の時期にニシンを炊く燃料のために伐採され、今では昔からの森や林はほぼない。一度伐採されて再び茂った森は「二次林」と呼ばれ「原生林」とは区別される。私的には自然に茂ったのだから自然の側に分類している。半面、人が植樹した林は自然ではなく人工林だと考える。
今問題になっているクマや自然の保護について考えるときにこういった基準は大切だ。
暇を見て少しこの問題について書いていこうと思う。