近年のクマ問題

近年、人が住む領域にクマが出てきて問題を起こすことが多くなっている。

クマが増えすぎていることに加え、人があまりに無防備・無関心だからだ。クマが寄ってくる食べ物や食べ物のごみを平気で置く。仕事として農業を行う人は作物を食べられては困るので電気柵などで防御する。家庭菜園を行う人は金をかけて電気柵を設置することもなければ、近隣にクマが出てきても収穫してくることを防ごうともしない。食われても作物自体の被害は小さいからだ。そして増えすぎて居場所を無くしたクマが住宅地へ食料を求めて出てきて問題行動を起こす。

先日、北海道福島町で新聞配達員がクマに襲われて亡くなった。その前から町内にクマの出没が見られたにも関わらず、早朝の日が出る前に配達を行っていたためクマの発見が遅れて襲われた結果だ。まだ暗いうちに配達していたのは本人の希望だと報道されていたが、雇用者は被雇用者の安全を守る義務があるはずだ。本人が希望するから危険なことを容認していたという伝え方をするメディアを見ることはなかった。彼を殺したのはクマだが、クマに襲われる状況を作ったのは新聞配達所だ。

そういった問題行動を起こすクマの駆除に対して苦情の電話が多く、日常の業務に支障をきたしていることはよく耳にする。クマと聞いて熊のプーさんしか思い浮かばない連中に言いたい。クマに襲われると肉が千切れるほどの力で攻撃され内臓や肉を食べられるのだ。町の人々はその恐怖に震えながら日々暮らしている。どこかで問題になった発言にあるように「クマをお前の家に送ってやりたい」。あまりに現実を見ない典型的平和ボケ。そういった連中は戦争になって銃や大砲で攻め入られても「人を殺してはいけない」と自衛隊に非難の電話をするのだろう。

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