Monologue」カテゴリーアーカイブ

20年ほどe-mailを使ってきて初めて知ったこと(笑)

もう20年ほどe-mailを使っているが、署名の上にある「– 」マイナスふたつとスペースひとつに意味があることを初めて知った。g-mailでも署名の上にデフォルトで入っているし、私が使っているBecky!というメーラーでも同様に入る。単なる区切りではあるのだが、きちんと規定されていたものだったのだ。

調べてみたところ「RFC」というインターネットの技術仕様を公開しているものの中に記述されていることがわかった。

RFC 3676 4.3. Usenet Signature Convention

すべて見たい人はここで見られる。
RFC日本語版リスト

やはり、疑問に思うことっていくつになっても大切だな~(^^;

リドリースコットも年ですね

リドリースコットは1979年の「エイリアン」、1982年の「ブレードランナー」などで有名な監督だが、その30年後に監督した2012年の「プロメテウス」では酷いありさまだった。映像はそこそこ良いのだが、基本的な「常識」とも「現実」とも言える部分が欠落していた。

未知の惑星で大気の簡単な分析だけでヘルメットを外す。未知の生物の死骸を隔離せずに宇宙船内に持ち込み素手で触る。未知の生物が近寄ってきているのに逃げようともせず、構えることもない。
現代の巷に居るヤンキーが登場人物でもあり得ない状況を設定している。そこまで見てやめました。どんな結果が訪れるか興味が失せました。おそらく都合のいい劇的なラストが待っているのでしょう。

リドリースコットは当時75歳。年なので監督という名目で細部は若手に任せていたのだろうが、その若手のレベルが低すぎる。科学的な側面のアドバイザーを置いてでも、基本的な「現実」の部分の検証を行わなくては「SF」という大きな「虚構」は成立しないのですよ。

試しにWebで批評を探したら悪い評価しかなかった。
でもみんな最後まで見たようですね。私は耐えられずに途中でやめました(笑)

サポート日記の笹本氏

パソコントラブル出張修理・サポート日記」というブログを開設しているオフィス・オービットの笹本氏が亡くなられた。
私のような仕事をしている人なら笹本氏のブログの情報には一度はお世話になっているだろう。
自動更新と思われる最後の書き込みは「皆様のご多幸をお祈り申し上げます。さようなら。」と結ばれており、何があったのかと心配していた人も多かったようだ。
私もその一人だったのだが、年末からのセキュリティ関係の情報をと思い「セキュリティホールmemo」を見ていて笹本氏の件を見つけるに至った。
氏のご冥福をお祈りしたいと思います。

秋の長い昼

 秋の夜長というが最近は昼も長い。夜が長くなると昼は短いはずだが、昼も長いのは何故かと思うだろう。
 年を重ねるごとに朝起きるのが早くなり、最近は6時には目が覚めてしまう。そうすると何も予定のない休日は8時頃には食事も昨夜の片付けも終わってしまい、昼間の時間をもて余してしまうのだ。夏の間はベイエリアの手伝いと、そのために溜まった用事でほとんどの休日はそれなりに予定があった。
 だが秋になると休みばかりで暇になったわけだ。山へ行こうとも考えたが前日が雨だったり天気が悪かったりで足が遠のいている。

 その秋の暇な昼をどこかへ行って時間を潰そうかと思っても、最近は一番若いネコのチャトが腎不全で長い時間家を空けることが出来ない。休みの朝には動物病院へも行かねばならない。そうすると時間潰しはテレビか映画鑑賞となる。

 こないだは久しぶりに映画2本を見た。「2001年宇宙の旅」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」を続けざまに見て、「レナードの朝」を見るつもりが力果ててしまった(笑)

 「2001年宇宙の旅」は小5の時に本を読んで、わけがわからなくて何度も何度も読んで、映画を見たいと思ったら上映権をもつ会社が無くなって見る事が出来なかった。

 映画を初めて見たのは大学に入ってからのことだった。本当にわけのわからない映画だった。それには訳があって、「キューブリックが凝りすぎて予算を使い果たし、終盤の部分を抽象的な表現でごまかした」というのが一般に知られている理由だ。

 では本を読めばわかるというと、されは無理だろう。あの本はノベライズ版で映画の脚本を元に小説化したものだからだ。映画よりは幾分わかりやすいが、わかりにくいことに変わりは無い。一部の資料で小説があって脚本が書かれたとあるがおそらく間違いだ。発表された時系列で見ても映画が先で小説が後に発表されている。

 そのわかりにくい結末に説明を付けようとして2010年や2061年、3001年が書かれているが私は2010年を読んだところでやめにした。政治色が濃くなり夢のあるものではなくなったからだ。クラークも年老いて苦心したのだろう。

 「モーターサイクル・ダイアリーズ」はバイクの旅物として興味があり、どこかの評論で誉めていたのを見てみたいと思っていたものだ。ゲバラの若い頃のだとは知らなかった。だが映画的にも大変素晴らしいものであったが、ゲバラがなぜ革命家になったのか、その理由がわかりやすく、彼の生き方に共感を呼ぶ作品だと思う。見てから知ったことだがアカデミー賞も音楽でとっていたようだ。

 最近公開されたゲバラの2本の映画も見てみたくなった。秋の夜長ならぬ年寄りの暇はいい映画で潰すに限る!

ネビル・シュート『渚にて』

 大学時代に英語の教科書としてこの本を原文で読む前に、高校時代に創元社の文庫で読んでいたSF作品だ。だからずいぶんと英訳が楽だった(笑)

 創元社の本の紹介の中で「知る人ぞ知る、人類絶滅小説のベスト1」とあるが、確かに破滅してゆく世界を描いた物語としては一級品だろう。

 北半球が核戦争で死滅した後の南半球オーストラリアに暮らす人々を描いた作品で、破滅に向かう世界の住人が時に悲しく、時に生き生きと過ごす姿が何とも言えず悲しい映画だった。品のないパニック物の映画ではなく、上品な文学作品のように美しいシーンを今も憶えている。

 なぜ今頃そんな本や映画の話かというと、TUTAYAのキャンペーンでDVDが棚に並んでいるのを見かけたからである。ずいぶん昔に見たのでグレゴリー・ペックが主演していたことも忘れていた。また自分も見たいし子供たちにも見させたい映画である。

ネビル・シュート『渚にて』

 大学時代に英語の教科書としてこの本を原文で読む前に、高校時代に創元社の文庫で読んでいたSF作品だ。だからずいぶんと英訳が楽だった(笑)

 創元社の本の紹介の中で「知る人ぞ知る、人類絶滅小説のベスト1」とあるが、確かに破滅してゆく世界を描いた物語としては一級品だろう。

 北半球が核戦争で死滅した後の南半球オーストラリアに暮らす人々を描いた作品で、破滅に向かう世界の住人が時に悲しく、時に生き生きと過ごす姿が何とも言えず悲しい映画だった。品のないパニック物の映画ではなく、上品な文学作品のように美しいシーンを今も憶えている。

 なぜ今頃そんな本や映画の話かというと、TUTAYAのキャンペーンでDVDが棚に並んでいるのを見かけたからである。ずいぶん昔に見たのでグレゴリー・ペックが主演していたことも忘れていた。また自分も見たいし子供たちにも見させたい映画である。

iPadが電子書籍を加速しようとしているようだ

教科書代わり?――教育現場で存在感増すiPad(日経トレンディネット)
電子書籍自体はおおよそ10年ほど前からあり、電子辞書もそのひとつの形態だ。パピレスなどの電子媒体の書籍販売もその頃から存在している。しかしこの10年間に普及したのだろうか?
存在自体知らなかった人の方が多いはずだ。

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twitterやめました

「internet入門」の方に「はじめました」と書きましたがやめました。
どうも性にあわない。
仕事中につぶやき続ける奴。病気で休んでいるはずなのにつぶやいている間は元気な奴。
暇なのは別にどうでもいいのだが、どう見ても常軌を逸してるとしか思えないのが多い。
つぶやくのも見るのも暇な若者に任せます。
暇はそこそこあるけれど、それよりもやりたいことの方が多いので。

学ぶ意思の無い初心者達

「初心者です」は、回答者をイラつかせるマジックワード。
「情報セキュリティ人材育成シンポジウム」 ~永遠のビギナー対策を考える~
これらの記事は両方ともビギナー(初心者)の話題だが、共に共通しているのは学ぶ意思の無い人達ということだ。
今の時代にパソコンの初心者を気取っていて恥ずかしくないのだろうか。使えることが偉いのではなく当たり前の時代なのだ。
初心者時代は誰にでもあるが、それが続くと胸の名札は「無能者」に変わらないのだろうか。
鉛筆とそろばんの時代に鉛筆の削り方も知らず、そろばんで足し算も出来なかった事務のおじさんは「無能」な人だったはずだ。
ところが今は「知らない」「詳しくない」と言えば済むらしい。ずいぶんと楽な世の中になったものだ。
自分が管理すべきものも管理できず、情報漏洩が起ころうとも「初心者」で済む世の中というのも楽しいではないか。
腹立つ!

Yahooに登録された

Outcountryというサイトを立ち上げたのが2001年5月だからもう6年半。
そのまえにやっていたサイトを閉鎖して新たに立ち上げた。
そのサイトはYahooに登録されていて年に2万アクセスくらいだった。
新しいサイトは年に2000もあれば多い方。ここ2年ほどは年に1000もアクセスが無かった。
このOutcountryを何度かYahoo登録申請したが、何度もボツ。
Yahooといえば、このサイトのようなアウトドアと犬と猫とコンピュータというような、ごちゃ混ぜのサイトは登録されにくいというように思っていたのだが、Yahooの方針が変わったのだろうか。
いずれにしろアクセスしてくる人はOutdoorのページは見てくれない。
コンピュータのトラブルに関するページへのアクセスがほとんどである。
私は妻や子供や孫とのんびりと山を歩くのが一番すきなのだ。
コンピュータに関するページの情報は、ほとんど備忘録的に書いているだけなのだ。
世の中の人もコンピュータなど触っていないで自然ともっと親しんで欲しいのだ。
これを読んだ人は一度はOutdoorのページを見てください。