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リスニングで今年もトラブル続出・・・??

224件のICプレーヤーのトラブルあったと朝日新聞の記事にあったが、何人が英語のリスニング試験を受験したかという数字はは出ていなかった。
母数も言わずに「続出」というも変な記事だ。

毎年繰り返すこのマスコミの書き方は、グリーンピースやシーシェパードのように、正当かどうかの判断ではなく叩きたいから叩くという行為に似ていなくも無い。

実際にはリスニングの受験者数は公表されていないようなので試算してみたい。

英語の筆記を受験した人はほとんどリスニングを受験するという”事実”を元に考える。私が知っている範囲ではおよそ9割以上なのが現状である。
英語の受験者は513267人ということなのでその9割が受験したと仮定して461940人ということになる。224÷461940はいくらになるかというと0.000485、つまり0.05%以下ということになる。1万件に5件以下である。

8割として計算すると410614人となる。
224÷410614では0.000594、つまり0.06%以下だ。数字に弱い記者さんにわかるように言い換えると、控えめにみた8割の受験者として試算しても1万件に6件以下の確率である。

千人に224件なら「続出」という表現も妥当だろう。
一万人でも「続出」で妥当と言えるかもしれない。
では五十万人に対してでは一般的な常識として多いとは言えない数字ではないだろうか。

50万世帯規模の都市で新聞に関するトラブルが何件あるだろうか。150万程度の人口の都市というところだろう。
そういった統計値は無いだろうが、誰か集計してみて欲しい。
興味本位の意見でしかないが、おそらく「続出」と言っていい数値を見ることが出来るだろう。
誰かそういう統計結果を知りませんか?

佐々木譲さんが直木賞

作家の佐々木譲さんが『廃墟に乞う』で第142回直木賞を受賞しました。新聞によると3回目のノミネートでの受賞ということです。
おめでとうございます。

昔から好きな作家の一人で、文庫になったものは時代小説以外ほとんどと言って良いくらいに読ませていただいています。

受賞作以外も是非読んでみてください。
絶対にお勧めの作家です。

佐々木譲資料館(ご自身で運営しているホームページ)
このページからもご本人の許可を得てリンクさせていただいています。

しゃこ

小樽しゃこ祭が今年も行われた。ご存知の方もいるだろうし行った方もいるだろう。
残念ながら私は行けなかった。

でも今年は生れて初めて食べたと言っていいくらいに美味しいしゃこを食べられたのである。
市場で買って食べて美味しいと思っていた味がぶっ飛ぶような味だった。
この50年、何を食べていたんだろうと思う味だった。小樽生まれで小さい頃から幾度と無く食べてきた私がである。

しゃこ祭の記事で「美味しかった。またスーパーで買って食べます。」と言っていた札幌の方に私は言いたい!

スーパーで買ったってダメ!!
赤いのが並んでる店もダメ!!

トムラウシ山夏山遭難の中間報告

日本山岳ガイド協会(東京)の調査特別委員会が中間報告書を出した。
北海道新聞社の社説で取り上げられている。さすがに社説だけあってきちんとした内容である。

北海道新聞社の社説

委員会の座長の記者会見で「一般論で言えば(遭難を)防げた部分もある」とある。
社説の中でもあるように客・ガイド・ツアー会社それぞれに責任がある。そのそれぞれが責任を果たしていれば簡単に防ぐことは出来たろう。だが現状でもこれからもそれは難しいことだろう。
座長もそれをわかった上での発言だと思う。

これまで毎年のように起こる事故の度に言われ続けていることだが、装備の不備、日程の不備、判断の甘さが全ての原因である。
北海道は夏でもセーター一枚の差が生死を分ける気候だという認識。条件が悪ければ「また来れるさ」と一歩退く余裕。それらを持たないと死ぬ場所なのだという認識を持たなければこれからも死に続けるだろう。

その社説は「悲劇を繰り返さないための教訓として生かしてほしい」と結ばれている。

鶏飯(けいはん)

21日土曜日にファイターズのファンフェスティバルに行ってきました。
朝9時頃に着いて1塁側の中間辺りに陣取って朝からケンタッキーを片手にビールでエンジョイしました。
ただ感じたのは、私のような俄かファンでは楽しみきれないですね。ファンクラブに入っているような気合の入ったファンだともっと楽しいと思います。
でも遠くに本物のダルビッシュや稲葉が見えて楽しかったです。初めて行った球場の雰囲気も新鮮でした。

そんな暴飲暴食の1日を過ごしてお腹が疲れていたので日曜日の夕食は鶏飯にすることにしました。

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「忘れられたオーストラリア人」

その言葉をニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンが共演した映画「オーストラリア」の中で知った。
オーストラリアでは1970年台半ばまでアボリジニと白人の間に生れた混血児などに対して虐待が行われてきた歴史がある。
映画の中でその事実があったことをエンドロールで見て驚くと共に、オーストラリア人の監督がオーストラリア人のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンと共に映画を作った事にも驚いた。

綺麗な奥様が未開の地で珍道中を繰り広げるストーリーだと思って見始めて、中盤からの意外な展開に引き込まれて見ていた物語に、その物語で語りたかった意味という答えを見つけたような気がした。

時事通信の記事によると「オーストラリアのラッド首相は16日、1930~70年代に国内の孤児院など養護施設で、国内や英国から連れて来られた子供たちに対して精神的、肉体的、性的な虐待が行われていた事実を認め、「忘れられたオーストラリア人」とされる当時入所していた50万人もの国民に正式に謝罪した。」とある。

同じく時事通信の記事で「英スカイ・テレビ(電子版)は15日、白人移民の増加を望んでいたかつてのオーストラリアに対し1940~50年代、英政府が児童施設の子供を選抜しては国策として送り込んでいたとして、ブラウン首相が近く公式に謝罪すると伝えた。」という記事があった。

15日付けのイギリス側の発表が引き金になって16日にオーストラリア側が謝罪に踏み切ったようにも見えるが、本当のところはわからない。ただ、どちらも同じ「忘れられたオーストラリア人」に対する謝罪だ。

映画「オーストラリア」は今年3月公開だったから、この映画が影響を与えたのではないかと言えなくはないだろう。
映画を賞賛する声の中にこの事実を広く公開したことに関するものがない事が少しさびしい。

栗城がんばれ!

60%あったSpO2が今朝は57%まで下がっています。

7700mのC2(前進キャンプ)から8000mに設営するはずだった幕営地点まで行き着くことが出来ずに、19時半頃の暗闇の中C2まで下がったようです。
おそらくその8000mの幕営がAC(アドバンスキャンプまたはアタックキャンプ)の予定だったのでしょう。

現地時間の今朝6時のABC(アドバンスベースキャンプ)との定時交信で再アタックか撤退かの判断を下す予定だということです。

天候の狭間を狙っているため急いでいることが気になります。

栗城さんの生中継

栗城史多さんメールマガジンによると単独・無酸素によるエベレスト登頂のインターネット生中継が、予定の9月28日~29日から9月24日(木)21:00~ 9月25日(金)20:00に変更された。

以前のブログに書かれていたモンスーンの動きによる行程の全面的な見直しによるものであるが、この4日の変更がこの偉業に影響を与えていないことを祈りたい。

頂上に到着する予定時間などはまだ公開されていないが、今夜は眠れない夜になりそうだ。

ブログは現在副隊長の森下さんの代筆で更新されている。

interFORest キャンペーン

Mozilla Firefox の最新版「Firefox 3.5」のコードネームが Shiretoko (知床) であることから、知床財団と Mozilla Japan がコラボして “Discover Shiretoko”のサイトが生れたそうです。

interFORest というバナーキャンペーンの名称は下記のような意味だということです。

関心 interest ⇔ 何かのために FOR ⇔ 森 Forest

とりあえず自然(森)に興味を持ってもらおうということなのでしょう。
「DiscoverShiretoko」と連動するプロジェクトで、バナーキャンペーンの参加者が増えていく様子を「バナーの樹」が森へと成長していくという形でweb技術を使って視覚化したものだそうです。

興味を持つ、やってみる、この2つはとても大切なことです。
知りもせず、やりもせず、「つまらない」と言っていては何も始まりません。
そんなわけでバナーキャンペーンに参加しました。
右の interFORest のバナーをクリックして、いかに多くの人が興味を持って賛同しているかを見てみてください。
Outcountry の樹は1947番です。
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ただ、「バナーの樹」を見るには Firefox じゃないとダメらしいです(^^;