早期退職してからコロナ禍の初期以外は年に3回は旅に出ている。「旅こそ人生」とまで言うほどではないが子供の頃から「旅」が好きだ。
国内でまだ行けていない地域もある中、一昨年は年に3回台湾に行った。中国の脅威が迫る中で今のうちに行かなくてはという焦りがあったためだ。
1度目はツアーで台湾全土を縦断した。だが、とてもつまらない「旅行」だった。年寄りに片足を突っ込んだ私が言うのもなんだが、品のない年寄り達と行動を共にするのは我慢が出来ないし、旅行会社の企画もつまらない内容だった。
2度目3度目は自分で便や宿を選んで台北で楽しんで見尽くした。
1度目で見た南部が忘れられず次は高雄と台南だと機会を探していて、ようやく安い便を取ることが出来て再訪する事になる。
日本人もそこそこ訪れているようだが、ガイドブックにもほとんど掲載されず、「地球の歩き方」でも1冊しか出ていない地域。
ここ数年の映画などで使われ始めているのだからこれから話題に上る機会が増えるのだろうか。
話題になって訪れる人が増えれば便も増えて便利になるのだろうが、反面行ってほしくないとも思う。古いいい街が昔のまま手つかずに残っているから良いのであって、人が殺到して壊れて欲しくないからだ。
さて、まだ少し先なのだが楽しみで仕方ない。