「学校では何も教えない」という言葉

いい年をした大人が格好をつけて「学校では何も教えない」と言っているのをよく聞く。大体は学校で勉強もせずに大人になって会社を継いで業績を伸ばした人だ。

別にそんなのに真剣に反論するのも大人げないと思うからとも思うが、やはりきちんと反論しておきたい。

大人になった世の中の人の疑問の答えのほとんどは中学生までの教育の中に答えがある。真剣に思い出してみて。有るから。

もうひとつ。教科書には書いていないかもしれないが、勉強って教科書に書いてある答えが全てではなく、疑問に思って調べて答えにたどり着くことが出来ることを知ることも「勉強」なんです。その疑問にさえたどり着かないところでギブアップした連中には分からない世界です。たぶんそのひとは大人になって苦労して知ったかも知れないけどね。

私もいい年になって周囲を見ていると、疑問を持って周囲・世の中を見ることが出来る大人の少なさを実感しています。

だから誤情報を疑問なく信じてしまう。「あれ?」「えっ?」と思わないんですよね。「消防の方からの情報なんです」と言われたら消防から出た情報だと勘違いする。消防がそんな根拠のない情報は出さないという判断をしないから。「あれ?」と思って消防の情報を見直すのが正しい対応です。学校では教えてくれないのかな?でも論理的な思考というのは学校で学ぶことです。いい加減に聞いていてテストの結果しか気にしていなかったら。あるいはテストの結果すら気にしていなかったら学ぶ機会を逃したことに気が付かずに大人になったんでしょうね。

「世の中で疑問に思うことの多くは小中学校時代の知識のなかに答えがある」ということを考えてみてね。